東京都江東区にお住いのT様からご依頼。
ポルシェ 981ケイマンです。
![](https://carrepair-naruhodo.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC00990-1024x683.jpg)
991と981は同形状のドアトリムです。
このタイプはドア内部にエアバッグが内蔵されておりその辺りの表皮が剥がれたり変形したりする特徴があります。
困ったことに、ドアアッセンブリーでしか部品が出ないため、片側20数万円、両側を交換すると50万円位の費用が掛かってしまいます。
そんなに古い年式ではないのでお困りの方が多くいらっしゃいます。
素材の樹脂が薄く、熱で表皮が剥がれる力が強く変形(歪み)が酷いと完全に修正することはできません。
それでも、多少であれば変形修正したうえで再接着を行います。
before
![](https://carrepair-naruhodo.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC00993-scaled.jpg)
T様にお越しいただき、その場でドアを外してお預かりします。
![](https://carrepair-naruhodo.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC00994-scaled.jpg)
![](https://carrepair-naruhodo.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC00995-scaled.jpg)
![](https://carrepair-naruhodo.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC01010-scaled.jpg)
![](https://carrepair-naruhodo.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC01016-scaled.jpg)
暫くお預かりします。
スイッチは使えませんがドアロックは可能な状態。
after
![](https://carrepair-naruhodo.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC01047-scaled.jpg)
![](https://carrepair-naruhodo.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC01049-scaled.jpg)
![](https://carrepair-naruhodo.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC01048-1024x683.jpg)
T様には、喜んでいただきました。
因みに本革レザー仕様のドアではこの現象が起こりにくい作りになっています、また991や981の中古車購入時にはドアを確認されることをお勧めいたします。
修理をご希望の方はお気軽にどうぞ。
実車を見ながらドアの作り、構造をご説明いたします。
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