いつもご依頼いただく輸入車販売店さんからです。
ポルシェ 981ケイマンGTS。
リペア個所は運転席の背もたれです。
before
側面のシートベルトで擦れた傷、細かいひび割れも起こしています。
個体はシートを除けば非常に良く新車の雰囲気があります。
そのイメージを崩さないように、必要最低限の処置で蘇らせる方法をとりました。
複数回の各工程を経て下地処理が終わります。
事前に作っておいたレザー塗料で塗装。
近年のポルシェはブラックレザーでも青味が強い革が多く見られます。
視覚がだまされて隠れた色を見誤ると、光が当たった時の見え方が変わってしまい、リペア塗装跡がもろに分かってしまいます。
after
助手席やコンソール側までは手を入れていません、あくまでも部分リペアなのですが統一感が出るように仕上げます。
担当フロント K氏に確認してもらい無事終了です。
今回のように少しだけ劣化したケースもあれば全体的に革の劣化が進んでいるケースもあります。
レザーシートのダメージリペアについてはこちらのサービスメニューをご参照ください。